2014年6月13日金曜日

大体が恥ずかしい

山下敦弘監督「マイ・バック・ページ」、園子温監督「希望の国」を鑑賞。
はあ、プロの仕事。それも上質な。
でもなぜだか最近はあまり集中して映画を観ることができない。

何か創作をする時、誰に向けての作品なのかを明確にするのは大事なことと感じている。
具体的に誰かを思い描いていると作品が正しく成長する。気がする。
気がするだけか。
分からない。

とにかく今、煮詰まっている。
稽古場の雰囲気はすこぶる良い。
良質な作品が生まれる準備はもう整っている。
俳優に刺激を十分もらったからあとは台本を書くだけだ。
でもちっとも進まなくてついに稽古を減らした。

何となく今、自分自身が本質から遠ざかっている気がする。
楽しければいいんだけど、それだけだとこうやって停滞してしまう。
大衆なんてどこにもいないのに、私は一体誰に媚びているのか。

あと、自分の中の、こう、ボロっと出てくるグロテスクな部分に辟易していて、
それを表に出すのは恥ずべきことのような気がしている。

泥臭い俳優ばかり集めておいて何を今さら、てふと思ったけど。
たぶん先日、排泄行為のような稚拙な演劇作品を観たのが影響しているだけだ。
慎みを忘れず、酔いもせず、偽らないでいたいもんだ。

たぶんこの記事は、後々恥ずかしくなるやつだ。
「慎みを忘れず、酔いもせず、偽らないでいたい」の部分が特に恥ずかしい。
まあいい。
そもそも、誰も待ってないブログをせっせと更新すること自体、
私にとっては超絶恥ずかしいことだ。

明日ぐらいから、一人ずつ役者紹介していくことにする。
それだけで11日分の記事になる。

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