昨日、調子に乗って毎日更新すると宣言してしまったので書きます。
でも今ファミレスにこもり台本を書いているところで、正直ブログなんか書いてる場合じゃありません。別にこんなブログ誰が待っているわけでもないので、書きたくなければ書かなきゃいいのですが、なんかもうただの意地みたいな感じで書いていこうと思います。
古典落語『品川心中』は遊郭が舞台のお話。江戸時代の遊郭と言えば吉原が有名ですが、東海道五十三次・1番目の宿場町であった品川も負けず劣らず賑わっていたようです。それは「北の吉原、南の品川」と称されたほど。なんでも、吉原ほど格式ばっておらず風光明媚なうえ、江戸市中から離れる気楽さもあったとか。
先日、江戸東京博物館にて行われた大浮世絵展で、鳥居清長『美南見十二候』という作品を見つけました。「美しい南を見る」と書いて「みなみ」と読みますが、これは南の遊所つまり品川を意味します。海に面した眺めの良い開放的な土地で、遊女たちがのびのびと、暢気に暮らしているように見えます。
この作品も、そんな暢気で明るいものになるといいです。
なんかキレイにまとまったところで、台本書きに戻ります。